ストラスブールから南へ70km、突然おとぎの世界に舞い降りたような可愛い街、コルマール。ここは第2次世界大戦の戦禍をまぬがれたため、「コロンバージュ」と呼ばれる木組みの家並と石畳の道などに中世の面影が色濃く残っています。ディズニーの「美女と野獣」や宮崎駿監督の「ハウルの動く城」の舞台として使われた街なのです。
街を歩いてまず驚いたのはサン・マルタン教会の屋根の上にコウノトリの巣が作られていたことです[01, 02, 04]。激減していたコウノトリを保護するために繁殖センターが設置され、再びその姿を見ることができるようになったのだそうです。
又、ここはアルザス・ワイン街道の中心地でもあります。そのほとんどは白ワインです。レストランや店舗にはお洒落な看板[12-17]。そして窓辺は色とりどりの花で飾られています[18-24]。小さなボートでの「プティト・ベニス運河クルーズ[27-33]」は大人気でした。また駅近くの公園では家族が噴水遊びなどで初夏を楽しんでいました[34-39]。路地奥の小さなカフェでは近所の人が集まって談笑[40-44]。駅では様々な別れに[45-47]も出会いました。
ほんの2泊の滞在でしたが、爽やかな空気を胸いっぱいに吸い、メルヘンの世界に遊んで、童心に戻った気がしました。
|
|