ちょっぴり幸せな時 023 - 東フランス 2015 その4 (リヨン) New Work
East France (Lyon) 2015 - series 'Tiny Happiness' 023 No.4
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今回はこの旅最後の町「リヨン」です。フランスの南東部に位置し、「美食の街」とも「絹の街」とも言われている古い街です。旧市街は世界遺産です。フランス第2の都市だそうですが、パリとは違い、落ち着いた感じの静かな街です。一日あれば街の見所のほとんどを歩いて回ることができます。
まず目に付くのはノートルダム大聖堂 [02-09]。フルヴィエールの丘にバシリカ式の教会堂が白くそびえています。そこの展望台からはリヨンの町の赤い屋根の広がりと、川が一望できます。
新市街はローヌ川とソーヌ川に挟まれた地域 [11-31] です。ベルクール広場やリヨン生まれのサンテグジュベリの像 [27]、美味しそうなお菓子屋さん、お洒落なブティックなど、フランスらしい華やかさに包まれています。
旧市街はソーヌ川の西側 [32-54]。石畳の2本の細い通りがメインストリートです。この2本の通りを民家の中庭を通り抜けてつなぐ「トラブール」と呼ばれる抜け道 [37-40] が数多くあります。これはその昔、絹織物が盛んだった時代に、製品を濡らさないようにと作った屋根つきの小道です。子供たちが列を作って見学に来ていました。また道の両側には「ブション」と呼ばれる庶民的なレストラン [46-48] が並び、野菜などを売る朝市も各所で開かれていました [49-53]。
最後の写真 [58] は夕陽のローヌ川です。対岸には新市街が広がっています。人々は昔の街並みを大切に保存しつつ、新しい街づくりをしているのでした。
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