ナポリから朝早くにカプリ島に向かい「青の洞窟」[08-11] を見学。途中大きな船からボートに乗り換えます。順番を待って洞窟に入りますが、入口がとても小さいので寝そべらないと頭を岩にぶつけてしまいます。

ここは石灰岩でできた海食洞です。奥行き54m、高さ1.8m。風向き、波の高さ、干潮などの条件がそろわないと入れません。午前中の光が特に綺麗なのだそうです。深い青の世界は幻想的でした。美しい晴天の日でラッキーでした。

イタリア民謡に歌われているカプリ島、早くも夏の装いです。太陽の恵みを受けて、底抜けに明るく、多くの観光客で賑わっていました。

その日の夕方「アマルフィ」[36-48] に到着。ナポリの南東70kmの所にあります。この一帯の海岸は断崖絶壁。世界遺産のその崖を利用してブドウやレモンなどの段々畑を作っています。アラブ・ノルマン様式のサンタンドレア大聖堂 [36-38] が夕日に輝いていました。中では結婚式が行われていました。私も教会の隅でともに祝福させていただきました。

世界中のどんな所でも、人々は自分にしかない人生を一生懸命に営んでいることにいつも感動いたします。