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2016年8月1日掲載

中野りりあ   Lilia Nakano 世界の人々・自然
People in the World, Nature
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 ちょっぴり幸せな時 024 - 南イタリア 2016 その3   New Work
 South Italy 2016 - series 'Tiny Happiness' 024 No.3



今回は「レッチェ」「ロコロトンド」と「アルベロベッロ」です。



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01-23 レッチェ Lecce
イタリアの地図でいうとヒールの部分にあたるこの街は、古代ギリシャ以来2000年以上の歴史を持つ都市です。アドレア海に近いので、バカンスの町としても人気があるそうです。

バロック様式の建築 [21-22] は白い石灰岩でできています。たまたまこの日は小雨が降ったりやんだりで、白の美しさが半減でしたが、人々も明るい感じで、街も綺麗でした。路上では職人さんが紙粘土のようなもので人形などを作っていました [9-10]。


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24-33 ロコロトンド Locorotondo
レッチェからアルベロベッロに戻る途中、ロコロトンド(丸い場所と言う意味)に寄りました。

ここはアルベロベッロからSUD-EST (スド・エスト) 鉄道の電車でわずか7分。本当に近い隣町といった所です。バスの中から住居や作業小屋として使われているトゥルッリ (とんがり屋根の家屋) を写すことができました。ここも街全体が白でした。


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24-33 アルベロベッロ Alberobello
イタリア地図の踵の部分にあるこの町は世界遺産に登録されています。人口約11,000人、「美しい樹」という意味です。ここは「トゥルッロ Trullo」(部屋一つに屋根一つの意味) と呼ばれるとんがり屋根の可愛い建物で有名です。複数形で「トゥルッリ Trulli」と呼ばれることが多いようです。

トゥルッリは16世紀~17世紀に開拓の為に集められた農民たちによって造られました。当時は漆喰で塗装された屋根のある家が課税対象だった為、徴税人が来る際に簡単に屋根を取り壊せるということでこの形になったそうです。それにしても町全体が可愛くて、おとぎの国に来たようです。白川郷と姉妹都市というのも頷けます。

その屋根に模様があるものもありますが [42-44]、これは神話的、宗教的なシンボルが石灰で描かれているのだそうです。

このとんがり帽子と夕焼けを撮りたかったのですが、残念ながら到着した夕方は曇りの暗い日でした。翌朝は出発の15分前に急に晴れてきたので、慌てて展望台から全体を撮りました。天気だけは思うようにいきません... ちょっと残念でした。


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