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2017年3月8日掲載

中野りりあ 　 Lilia Nakano 世界の人々・自然
People in the World, Nature		 作品一覧
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　ちょっぴり幸せな時 025 - オーストリア 2016 その3 ザルツブルグ　 New Work
　Austria 2016 - series 'Tiny Happiness' 025 No.3 Salzburg

ザルツブルグと聞けば、誰でもまずモーツァルトと映画「サウンド・オブ・ミュージック」を思い浮かべるのではないでしょうか！　又、夏に行われるザルツブルグ音楽祭も世界的に有名です。「塩の城」という意味のこの町は周囲の岩塩鉱から産出される塩の取引で繁栄を続けてきました。この町はザルツァッハ川を挟んで新市街地と旧市街地に分かれています。それらを結ぶマカルト橋には「愛の鍵」が溢れんばかりに下げられていました。

 新市街 [13-19] はかつて職人街でしたが、今は庶民的な商店街になっています。その途中にある門をくぐり山に登って行くと、カプツィーナー修道院 [10-13] があります。そこからは街が一望できます。やや郊外にある「水の庭園」と呼ばれるヘルブルン宮殿・庭園 [20-28] には、トリック噴水など客を驚かせる装置が沢山あります。あちこちで子供たちの歓声が上がっていました。

 旧市街 [29-40] には細い路地がいり組み、レストランやお土産屋さんなどがぎっしり並んでいます。どの道も観光客で溢れていました。モーツァルトの生家 [32] はそのメインストリートにあります。ホーエンザルツブルグ城塞 [06,08,42] にはケーブルカーで登ることができます。ここでは一年中音楽会が催されています。タキシードにイブニングドレスの紳士淑女はまるで映画の世界でした。

 新市街にあるミラベル宮殿・庭園 [41-52] は花の咲き誇る美しい庭園です。ここは「サウンド・オブ・ミュジック」の「ドレミの歌」の撮影場所としても有名です。当日は民族衣装を身につけた方々が祝賀会をしていました。こんな幸せそうな笑顔に出会えるなんて、とても運が良い一日でした。

 美しい森と湖、おいしい空気、素晴らしい音楽に囲まれると心も豊かになるのでしょうか？　モーツアルトがここに生れたのも納得できる気がしました。
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各作品の著作権はすべて撮影者に帰属します。
二次使用は固くお断りいたします。

01-07　ザルツァッハ川とマカルト橋
　　　　 Salzach and Makartsteg

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　07

08-09　ホーエンザルツブルグ城塞と旧市街
　　　　 Hoohensalzburg Fortress and Old Town

　08
　09

10-12　カプツィーナー修道院
　　　　 Kapuzinerkloster

　10
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13-19　新市街の商店街
　　　　 Shopping Street

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20-28　ヘルブルン宮殿・庭園
　　　　 Hellbrunn Palace

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29-40　旧市街の町並
　　　　 Old Town

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41-52　ミラベル宮殿・庭園
　　　　 Mirabell Palace

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