小さな宝石箱 013 - ハマの春 2017 New Work
Spring in Yokohama, 2017 - series 'a Tiny Jewel Box' 013
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桜が咲くと、「横浜にも春が来た!」と嬉しく思います。冬暖かな横浜は、寒い地域程は春になったという大きな喜びを感じないのかもしれません。それでも毎年春になると山手の丘や近所の公園に桜見に出かけます。
4月初旬、JR石川町駅から階段を登り、カトリック山手教会 [01-05] へ、そしてその奥にある山手公園 [06-16] の桜を見に行きました。ここは日本初の洋風公共庭園であり、日本のテニス発祥の地でもあります。園内にはテニスコートやテニス博物館があります。明治の初期、このあたりに住んでいた外国の方々からの要請によってできた公園だそうです。今でも近所の方々に愛されている様子がうかがえます。
そのあと港の見える丘公園まで花見をしながら山手の丘 [17-23] を散歩。元町公園や外人墓地を左に眺めながら進みます。今年は「第33回 全国都市緑化よこはまフェア」という催しを6月4日まで行っており、港界隈の公園や日本大通りは花で埋め尽くされています。港の見える丘公園 [24-27] はいつ行っても花で溢れていますが、今年はバラ園の中までも春の花でいっぱいです。
更にアメリカ山公園内を下りて山下公園 [28-29] へ。そこでは満開の枝垂れ桜が迎えてくれました。氷川丸を後ろに入れて写真を撮るのがハマの写真家たちの毎年の楽しみなのです。山下公園の中にも信じられないほど大規模な花壇が作られていました。
横浜海岸教会 [31] から県庁前の日本大通り [33-39] に沿って横浜公園 [40-49] に向かいました。その通りの両側にも花の散歩道が作られています。横浜公園では毎年近所の小学生たちが植えたチューリップが一面に咲き、それは見事なのですが、今年はさらに噴水の周りにも植木で作られた野球選手たちが並んでいました。横浜球場にくる野球ファンも喜ぶのではと思います。
大都会横浜の中心部、また港周辺には手つかずの自然は殆どありません。でも居住者はもちろん、観光客も喜ぶようにいろいろ工夫しているのを感じます。まもなく港界隈の銀杏並木が芽吹いて一面柔らかな緑でおおわれます。それもまた綺麗です。春の横浜に遊びにいらっしゃいませんか?
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