小さな宝石箱 018 - 横浜市・根岸森林公園の春 2018 New Work
Spring of Yokohama Negishi Forest Park, Equine Museum of Japan
and Pony Center, 2018 - series 'a Tiny Jewel Box' 018
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毎年桜が咲くと必ず訪れるのが横浜市内の根岸森林公園です。18ヘクタールという広大な芝生の公園の中に桜や梅の遊歩道、根岸競馬記念公苑、馬の博物館、ポニーセンターなどがあります。横浜市民の大好きな公園の一つです。今回は馬の博物館、ポニーセンターと競馬場跡を中心にまとめてみました。
根岸森林公園の歴史
1867(慶応3)年 |
競馬場が設置され、根岸で日本最初の競馬が行われる。 |
1943(昭和18)年 |
戦争が激しくなり競馬場が閉鎖され、海軍省が接収する。
戦後はアメリカ軍に接収され、ゴルフ場として使用される。 |
1969(昭和44)年 |
競馬場跡地の一部が返還され、根岸森林公園が造営される。 |
1977(昭和52)年 |
馬の博物館=根岸競馬記念公苑が開設される。 |
以上は簡単な歴史ですが、ハマっ子の私の感覚では、根岸の丘は長いことアメリカ軍の接収地であり、日本ではありませんでした。我が家のすぐ側にありながら、そこはアメリカでした。アメリカ人の生活が時折チラチラとみえましたが、それは「豊かさ」そのものでした。戦争で街の殆どが焼野原になった横浜の人たちに「アメリカ」はとても眩しく見えました。73年経った今でも、まだ根岸の丘の一部にはアメリカ軍の施設があります。
さて、今日は3月31日。今年の桜は予想外に早く、今日が満開です。丘の上からちらりと公園の桜をのぞいてからポニーセンターに行きました。土日は馬の試乗会や、ニンジンタイムなど楽しいイベントがあります。当日は子供たちが絵の授業にきていました。
ここには2009年に天皇賞を撮った「マイネルキッツ」など11頭の馬が居ますが、私は道産子の「ゆき (女の子6歳) [19]」野間馬の「ミカン (男の子7歳) [24]」のファンなのです。とてもかわいいですよ! ここで会員女子の乗馬練習を撮影後、隣の「馬の博物館」へ。そのあと「競馬場跡=旧一等馬見所跡」を撮影。
初夏のような日差しの中、多くの人たちが一面の桜を楽しんでいました。このような穏やかな春の日々を「二度と失いたくない!」と深く思ったのでした。
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