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2020年1月8日掲載

中野りりあ   Lilia Nakano 世界の人々・自然
People in the World, Nature
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 ちょっぴり幸せな時 037 - スペイン 2012 その3, セビリア   New Work
 Spain 2012 No.3, Sevilla - series 'Tiny Happiness' 037



セビリアにやってきました。スペイン南部、グアダルキビール川沿いの大都市です。ビゼーのオペラ「カルメン」や「セビリアの理髪師」で知られています。気候は地中海性気候で、7月には気温が度々40度になるそうです。闘牛やフラメンコの本場。バロック美術の中心地でもあります。

ここは大西洋につながるグアダルキビール川のおかげで、5世紀末から6世紀には西インド貿易を独占し、8世紀にはイスラムの勢力下でセビリア王国として栄えました。15世紀後半にスペイン王国が成立してからは、コロンブスの新大陸発見により新大陸との貿易独占港として繁栄しました。今でもスペイン第4の都市となっています。


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01-16  セビリア大聖堂周辺  Catedral de Sevilla
ここの大聖堂は余りに大きくて、全体を見ることは難しいです。クリストファー・コロンブスの墓があります。中庭には沢山のオレンジの木々が植えられています。

97mの高さがあるヒラルダの塔 [10-11] は、12世紀末にイスラム教のモスクに付随するミナレット (塔) として造られましたが、16世紀にキリスト教の鐘楼と融合してこのような形になりました先端のブロンズ像は1,288kgの重さですが、風が吹くと回転するのでヒラルダ (風見) と呼ばれました。

大聖堂の南隣にはアルカサルがあります。14世紀にイスラム時代の城をキリスト教徒の王たちが改築し、アルハンブラを彷彿とさせる見事な宮殿を作り上げました。幾何学模様が美しいムデハル様式の傑作です。


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17-36  サンタ・クルス街  Barrio de Santa Cruz
大聖堂の東側はかつてのユダヤ人街。1492年にユダヤ人が追放されてからは、裕福な人々が住んでいます。迷路のような狭い道に、白い壁、可愛い花の鉢、噴水、タイル張りの椅子、お洒落な土産屋やレストランが並んでいます。道の敷石やレンガの塀などにも歴史を感じます。


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37-52  グアダルキビール川他  Rio Guadalquivir
市庁舎の近くにある本屋には日本製の可愛らしい手帳が並んでいました。何となく嬉しくなりました。スペイン広場やサン・テルモ橋など、見どころが多々ありました。


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53-58  セビリア大聖堂周辺  Catedral de Sevilla
帰路、再び夕日を受けて美しくそびえる大聖堂に出合いました


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