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2020年7月5日掲載

中野りりあ   Lilia Nakano 世界の人々・自然
People in the World, Nature
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 ちょっぴり幸せな時 038 - パリ 2012   New Work
 Paris 2012 - series 'Tiny Happiness' 038



スペインからパリ経由にて帰国の途中に立ち寄ったパリです。
パリはモンマルトルの丘、エッフェル塔、シャンゼリゼ通りだけです。

さて、現在 (2020年7月) ではコロナで全世界が閉鎖状態です。ほとんど海外には行けない状況です。
この写真を撮った8年前は、何処へでも自由に行き来して、各国の方々と交わることができました。
このパリの写真を見ると、色々な国籍の人々で街は溢れています。 パリだからこれが当たり前だと思っていました。

それがどんなに幸せな事だったのか、当時は全く気が付きませんでした。
TVで今のパリを見ると、シャンゼリゼにはほとんど人は見当たりません。

今までは、旅の先々で、かなり過酷な条件の土地や国においてさえ、楽しそうに生活している人々に出合い、その姿に感動してきました。それを是非カメラに収めたいと思ってきました。

それが今では、親しい間柄ですら、握手もハグもハイタッチもできないなんて!
世界中のたくさんの幸せを一瞬にしてつぶしてしまったコロナ。
信じられないような悲しい出来事が世界中で起きています。

一時も早く、良い薬などができて、コロナを抑え込むことができれば、と心から願っております。


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各作品の著作権はすべて撮影者に帰属します。
二次使用は固くお断りいたします。






01-41  モンマルトルの丘  Montmartre
モンマルトルの丘のサクレ・クール寺院裏手一角は、小さな路地に石畳、そこにレトロなレストランなどが立ち並び、まるでユトリロの世界です。大勢の絵描きさんが、小さな広場いっぱいに個性的な絵を並べています。その絵を眺めていると、その絵描きさんたちの人生を垣間見ることができるような気がします。

パリっ子とは、モンマルトルの丘の影がかかる範囲の人だと言われています。


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42-47  エッフェル塔  La tour Eiffel
1889年のパリ万博と、フランス革命100年を記念して建てられました。設計者のエッフェルから命名。高さは320.75m。27か月と言う速さで完成しました。

広々とした公園に面しているのと、セーヌ川に隣接しているので、のんびりと一日中楽しめます。夜景もまた感動的な美しさでした。


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48-53  シャンゼリゼ通り  Avenue des Champs-Élysées
コンコルド広場から凱旋門につづく約2kmのこの通りは、マロニエの並木道とカフェのテラス席が良く似合う「世界で一番美しい大通り」と言われています。
「シャンゼリゼ」とは、ギリシャ神話で「有徳の人が死後に住む極楽浄土のこと」だそうです。

夕方ぶらぶらと凱旋門に向かって散歩をしていると、陽が傾き、空が赤く染まってきました。憧れのパリでの安らぎのひとときでした。


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